#MTVUnplugged Presents: Kyoko Saito from Hinatazaka46
セトリ
①孤独な瞬間/日向坂46
②歩いて帰ろう/斉藤和義
③ハルノヒ/あいみょん
④初恋/村上孝蔵
⑤幸せ/緑黄色社会
⑥ひだまりの詩/Le Couple
⑦僕なんか/日向坂46
⑧本能/椎名林檎
⑨First Love/宇多田ヒカル
⑩花火/aiko
⑪恋した魚は空を飛ぶ/日向坂46
⑫月と星が踊るMidnight/日向坂46
EN
①ラブカ/柊キライ
②嘴にチェリー/EGO-Wrappin'
③居心地悪く、大人になった/日向坂46
総評
圧巻過ぎた。
逆に「京子が日向坂46」を食い尽くした。
カバー曲に関して京子はアーティストの歌い方を研究し歌い回しを大切に歌い上げるタイプ。よって、そのアーティストの歌い方、クセまで研究し歌う歌い方をする。それは前からだった。苦戦したのはリョクシャカと宇多田ヒカル。長屋さんの歌い方ってかなり高音の声の響かせ方が長くて京子は声が低い分、響かせる表現に苦戦してた感もある。宇多田ヒカルは様々なシンガーにカバーされてる分そのカバーまでいかせるのはアーティストとしてもかなりキツいのでそこはかなりキツいとこに感じた。
実際、このセトリかなり考えていて最初はフォークソング、あいみょんは…どちらかというとそっち寄りだと思うので…。で、初恋、幸せ、ひだまりの詩。これはなんとなくだが家族の思い入れか？と思う。幸せは京子にとってとても大事な曲。この二曲は世代的には京子の親世代な感じもする。俺は初恋はあまりわからない曲だが楽しめた。幸せは京子、必ず入れると思ってた。
椎名林檎→宇多田ヒカル→aiko、はこの2人めっちゃ仲がいい2人でこれはいい繋ぎだった。椎名林檎はグッズ問題もありやらないかな？とは思ったんが…ちなみにaikoと椎名林檎はデビュー同期。実はここも繋がるんよな。
アンコールのラブカ、くちばしにチェリーはもう完璧な爪痕を残した楽曲。この二曲はオリジナルの良さもありながらもまったく京子が歌いこなす。
そして日向坂。
孤独な瞬間、いご悪、この二曲はアレンジもありながらもほぼ「京子の曲」なので京子の世界、となる。そして月星も「日向坂」でなくもうそれは色関係なく「京子」だった。
会場がどよめいた魚、そして僕なんか。
魚はもうできない曲の一つ。美穂の最後のパフォーマンス、愛萌も身体を引き摺りながらパフォーマンスし、丹生氏の腰、菜緒ちゃん、と2期全体を崩壊させたある意味で「魔曲」といってもいい。この曲は確かにやる事はないだろう。これはアレンジもヤバく現場民がどよめくクオリティだったしその短い中であれをやる京子が圧巻だった。ラブカの前にやってもよかったと思う。
そして、「僕なんか」。この曲が完璧に「日向坂を食い尽くし京子の曲」になるくらいに歌いあげてしまった。言うなれば「もう菜緒ちゃんがセンターの僕なんかを食い尽くした」それ程歌い上げてしまった感もある。あえて一期の曲をやらずに二期生曲、そして僕なんか、なのか。First Takeでやった時に「これは菜緒ちゃん食われんな」とは思ったがその通りで今回も京子がその世界を表現しつくした表現力。いい悪い、でなくいつかは菜緒ちゃんもこれを歌い継ぐ必要がある。それを考えてしまった。しかし、それを残すためのとんでもない障壁を京子が残した、とでも言いたい。これはセンターの「菜緒ちゃん」ではなく「京子」の世界だった事。衝撃を受けたしそうなるだろう、というのは必然だったがやはり…聞いて辛かったしそれが良かったし心にも響き、心にも残る。やっぱ「僕なんか」は菜緒ちゃんなんだよ、とは言いにくくなってしまうし菜緒ちゃんのセンターの曲だけどその世界を一気に引き割って入ってくるかの衝撃だった。
一言で言えば「圧巻」であの某オーディション番組で落とされソニー研究生からひらがなけやきに入り2軍扱いの中でも歌だけは天性であり「アイドル」として完璧なものを持ちながらも不器用でぶっ飛んだ感性である意味ヤバい奴が「夢」を叶えた瞬間。それは一言で言い表せないくらいの時間だった。
あの「2軍扱いのひらがなけやきのメンバーが世界の名だたるMTV Unpluggedに出てるんだぜ」
悪いけどさ、お前らどんな気持ちだよ？と言いたいわ。
ひなあいで大喜利やってりゃいいの？それで日向坂っていいの？
変わらねぇおひさまはずっと変わらない。
もう日向坂は、
「キセキのアユミのその先」を歩んでる。
残念だな、去年の俺の通りだ。ざまぁみろ。
まあ、あん時のカスもいねぇか？それまでのカスだろ？いやおひさま…かw
ありがとな…京子。だから、京子は「歌うべき」なんだよ。
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