卒業生のDocument Final〜花と雨〜

柿崎芽実、井口眞緒、そして長濱ねる…。

様々な別れがあり今度は美穂が卒業する事、先にこの3人に別れを告げたい。勿論、別れといっても全ての別れ、ではないが今回書くのを最後としてこれからは1人のファン、として見ていこうと思っている。井口に至ってはもう結婚して…離婚すんなよ、マジw。自分自身がYoutuberやら色んな事やりすぎな感じもあるが幸せそうなので全然こちらとしては嬉しい話だ。あんなにたくさんのファンに囲まれていたのが昔の話だ。

ねるに関してはそこまで言わなかった人間だ。欅坂はちょこちょこ書いていたが別に欅にそこまで詳しくないのとねるがひらがなにいた時期から知ってはいた。この時期はひらがなはあくまで2軍扱いだったためにそこまで言及すべきではないしねるに関して書き続けるべきではなかったのもあり書くことはしなかった。

芽実は現在進行形だが勿論一般人のために表舞台に出ることはない。ただ、もしかしたら自分の作品を作り表舞台に出るのかもしれない。そんな人生でもいい。普通に幸せに生活してくれてればいい。芽実の件は俺にとっては日向坂最大の事件であり今でもその事件の真相に辿り着けないままだった。犯人らしき奴はなんとなく…だったけどそれをあからさまにするわけにはいかない中(誹謗中傷の取り締まりがまた活発化してる中で下手に動かすわけにはいかないのもあり)であったが世間はどんどん忘れ去られている。世間なんてそんなもの。

柿崎芽実がファンにストーカーの被害にあった

井口眞緒がファンにデートしてる写真をまとめサイトに売られた

その半年後、内容が全て週刊文春に売られた。

ねるの文春の記事はあくまで50/50でしかない。調べてみたけどソースが不鮮明だったのとそうかも？というデータしかなく確証はなかった。

綺麗なおひさま？ハッ…反吐出るわ。そういったもの全部見て、傷負って、憤りを隠せなくて、怒りも込み上げて、汚いものも見てきて、別に後悔なんてしてない。あれは、あれで起こらざる運命？いや、それは変えることができた未来なのかもしれない。

たくさん苦しんだメンバーがいた中で、それを自業自得な程もあったにせよ、井口は。ただ、人に傷つけられる苦しみ、それを見たことない人に苦しめられる痛みがこんなに苦しいものだと教えてくれたのも日向坂だった。そして、芽実に関してはストーカーをこれ程憎いと感じた事はなかったし、人に対して怒りを出す事を大人になって久しぶりに感じた。あの3デビの映像を見て感じたのもあるが芽実が悩む以前に苦しんでいた事、それに対して気づけなかった自分も同罪だし同じストーカー並みにカスだとは今でも思っている。完璧なおひさま達で羨ましい限りだ。

彼女に、何ができただろう？

下手に送りゃストーカーなのだがw。

井口に「待ってます」とメッセを送ったのが最後だった。井口の最後のメッセはひなのと映った動画だった。

芽実に「つらい想いをさせてごめんね」と送った。芽実は最後長野の写真を送ってくれて別れを綴った。

ねるに至っては欅坂に行っていたのでもはやわからない。

間違いなく3人がそこにいた時間もあった。それはこの先も忘れる事はない。

「ひらがなは楽しかった」、「日向坂でたくさん苦しんだ」とも思った時もあった。でも、それは間違ってたのかな？行っちまって気づく俺はバカなんだろうな。

ねるが作ってくれたひらがなけやき。その「ありがとうをめいっぱい伝える日」に行ってねるに別れを告げた。ねるは一人一人にお別れをしてくれた。声に出せない中、ひらがなポーズ、ほかにいろんなポーズをたくさんやって一人一人の思いに答えて、一人一人に別れを告げた。

いつも行っちまって見えたもの、見えなかったもの、もあった。3デビだけが全てじゃない。その一つ一つの現場のリアルを感じてきた。井口がラジオを始めた時、それ日向でもできね？とも感じた。でも、あの場所を去る事を決めたのは井口だった。

芽実とは会えないながらも、未だに名前が綴られている。勿論、一般人なので会うべき人間ではない。むしろ、今が1番幸せなのかもしれない。誰からも見られない事、忘れてしまう事、それが芽実にとって幸せなのかもしれない。芽実を覚えている事は俺たちにとってどうなのか？未だに一般人の生誕祭やんのか？未だにアイドルだったら写真毎日出すのか？…あの苦しみを知らない奴らはいつまでアホやんだ？芽実を縛るのはお前らだろ？おひさま…とか綺麗な事言うがやってる事はあの時に自分達がいたいだけなんじゃね？綺麗事でごまかしてるだけだろ？俺はあの苦しみを未だに覚えてる。ただ、その苦しみを1番味わったのは芽実だろ？俺だって加害者の1人だったのかもしれない。あの当時のストーカーの犯人に見えてもおかしくない。それを考えたらよく握手会なんざできたよな、マジ。いつストーカーになるかもわかんねぇファンばかりなのによ。

「自分は絶対そうなりません」

果たしてそうかな？俺だって怖いさ、そりゃいつもいりゃファンだって認識になればいい。一歩間違えれば？○○があそこにいた。○○の撮影地に行きました。○○と同じ洋服、下手をすれば？特定なんざ誰でもできる。俺も洋服やブランドは好きなのですぐわかる時もある。ただ、それも度が過ぎると危ない人間になりかねないぜ。人間なんざ執着心の生きもの、自分がよければそれでいいんじゃね？最後は自分が可愛いからな。別に芽実のグッズだってまだ売ってるさ。井口はわからん、売れないからもあるかもしれんが。ただ、その事実を曲げてまで綺麗でいたい理由がわかんねぇ。乃木坂やら欅坂やらで男を作ってたメンバーを推してた奴らはどうよ？大半は現実を受け止めてる。何を言われようと。もちろん、辞めた奴もいる。夫のYoutuberが犯罪者になって、その子供を産む選択をしたメンバーもいる。四度も逮捕された男と愛人関係の元メンバーもいる。それも坂道にいたメンバーだ。心理カウンセラーになったメンバー、俳優、一般人になったメンバー。人の人生はそれぞれだ。

あなたもオレも多分そっち側だった。もうストーカーやった奴にあーだこー言う気はねえけどよ…。人の人生に一生の傷平気でつけて生きてんだぜ。ただ…わかんねえよ。憎しみは憎しみしか生まない。その連鎖の中で誰が幸せだったのか？もうわかんねぇ中だった。そのわかんねぇ中のしがらみの中で生きてきたのかもしれない。唯一わかるのは「今、芽実が元気でいてくれる事」ならそんだけでいいだろ…。

時間がもしも戻せるなら？ひらがなでいたあの頃に戻ろう?

そう思い続けた。でもそれを断ち切る日が必ず来る。その日はもう過ぎたからこそ…俺なら大丈夫。そして、3人共大丈夫だからSS46Dを続ける限りこの3人は綴らなければいけない。ひらがなけやきにいたわけだから。

2019.8.11...俺にとっては昨日の事のようだった。それに縛られたまま続けるしかなかったSS46D。その別れの日が3.30と31日だった。

綴り切れない思いを綴る　今日も

終わりの無いララバイで眠る…

それぞれの人生を、それぞれの生活を、未来を見つめよう。

「キセキのアユミのその先」はすぐそこにある。

じゃあな、俺なら大丈夫。